うまくひっぱれるかな?
友だちをひっぱってあげようとしています。
大人でもけっこう重たくて大変なのに、ひっぱれるのかな?
すごい!
ちゃんと動いています。
上手に引っ張れたのは、「固有覚」という感覚がうまく働いたからです。
重さに合わせて、適切に筋肉を収縮させ、速さや力加減を調節していきます。
このように、筋肉や関節の動きを感じ、運動を調整することが、「固有覚」の働きの一つになります。
固有覚がうまく働かないと、力加減がうまくいかず、動作が乱暴になったり、筆圧が強すぎたり、模倣が苦手になったりします。
「固有覚」へのアプローチは、相撲や、豚の丸焼きや登り棒などのしがみつきあそび、だるまさんが転んだなどのあそびや、お手伝いなど、日常の様々な場面で楽しみながら行っていくことができます。