2022/3/16
友だちが入っているハンモック。
ぐるぐる回します。
みんなで更にぐるぐる巻きに。
離します!
かなりの高速回転です。
見ているこっちも目が回りそう!
実は、「回るあそび」は、「目の使い方」や「見る力」を育てていくのにとても大切なのです。
支援が必要な子どもの中には、目が回りにくい子が多くいます。
目が回りにくいという事は、揺れたり回ったりする感覚が脳に届きにくいと言うこと。
そうすると、目の動きに関する能力が育ちにくくなってしまうのです。
例えば、追視や注視がうまくできず、音読や板書が苦手だったり、注意が逸れやすく集中するのが難しかったり。
きのねでは、できない事を繰り返し練習させるのではなく、楽しくあそぶ中で、揺れや回る感覚が脳に届きやすくなるようアプローチしていきます。
特別なトレーニングをするわけではないので、すぐに結果は出ないかもしれません。
でも、たくさんの小さな「できた!」を積み重ねて、自己肯定感を高めていきながら、少しずつ「生きづらさ」を軽減していき、自分らしくステップアップしていけることを目標に、日々子どもたちと向き合っています。